tuiterujan’s diary

母の在宅介護から老健へ入るまでの様子や感じた事をかいています。

獅子舞と江戸遊芸…。

母の、病院には面会に行かれず今日から私は仕事始め…。朝から天気がいい!

世間は休みだというのに。通勤ラッシュもなく職場までスイスイ。

私は介護施設で働いている。入居者さんは皆、認知症の方。皆さん個性が強くて

私が、ヘトヘトになるくらいパワーがあり皆さん元気!

今日は、レクレーションでお正月らしく…。

【獅子舞と江戸遊芸】をして下さる方を招いて、皆さんに楽しんでもらう(職員も楽しむ)楽しんでもヘトヘトになるんだけど…。江戸遊芸をして下さる方たちは皆、衣装に着替えその衣装も赤、緑、黄色が艶やかで綺麗!若い方達ではなく皆さん年配の女性。

小太鼓叩きながら、南京玉すだれ~。あ、それ、それ、さては、南京玉すだれ~。

認知症の方達は、満面の笑み。その、笑みを職員が見て笑う。すだれを伸ばしたり、また伸ばしたすだれが橋になったりと、次から次へと形を変えていく。小太鼓の音が懐かしかった。お見事!南京玉すだれ~。招福踊りも披露してくれた。

最後に、利用者さんの頭に獅子舞が『がぶっ!』と噛んだ姿を写真を撮り無事に終わった。職員はヘトヘト…。

獅子舞を頭にかっぶって舞う伝統芸能獅子舞は、日本各地の正月や晴れの日に舞い、幸せを招くと共に厄病退治や悪魔払いとして古くより伝えられている。

また、獅子舞に頭を噛まれるとその年は無病息災で、元気に過ごせるという言い伝えあるそうで、獅子舞は、大自然の霊力を私たちに授けてくれる不思議な芸能。

日本では、室町時代(1338年~1573年頃)に伊勢の国(現在の三重県)で、飢餓や疾病を追い払う為、お正月に獅子舞を舞ったのが始まりと言われています。

と、江戸遊芸さん達が話をしてくれた。

しかーし、仕事に追われていた私は獅子舞に頭を噛んでもらうのを忘れた…。残念。

 

ふと…。獅子舞が母の頭を噛んだら元気になるのかなと…。思った。